Amazon詐欺出品者による激安価格販売は刈り取りじゃなくても被害にあう可能性があるんです! 万が一にも自分の出品者アカウントが乗っ取られないように2段階認証は絶対に設定しておきましょう!
今回の2段階認証は購入した商品が届かないとか、勝手に自分のアカウントから注文されてしまうようなレベルの話ではなく、個人情報保護という観点からかなりヤバい状態なので、家族や知り合いにも拡散して教えてあげてくださいね
Amazonの詐欺出品者による被害と2段階認証での個人情報保護
このブログ記事の目次
詐欺出品者による被害実態とは?
以前にマネトラも「刈り取り注意」と記事にしたことがあるのですが、ココ最近のAmazonマーケットプレイスでは相場よりかなり安い価格での詐欺出品者の姿が目立っています
しかも、
以前は新規で作ったアカウントだったので新規出品者をチェックしていれば大丈夫だったのが、
ここ最近は「ハッキングして休眠アカウントを利用する」という詐欺力がかなりグレードアップしていて、単に無視していれば大丈夫とも言えない状況になってきました(涙)
【詐欺出品者の特徴1】
以前からちょくちょくあった新規出品者による格安出品
・相場よりもかなり安く出品
・高ランキングの目立つ商品が多い
・外国人のアカウントがメイン
・海外からの追跡番号がデタラメ
・自己発送の商品となる
(FBAは物理的にムリ)
このような外国人名義の新規出品者が格安で販売している商品は絶対に購入しないように気をつけましょう。Amazon刈り取りでkeepaにトランザクションを設定しているとバンバン通知が来るとは思いますが、我慢我慢です
また、基本的に購入してしまっても商品が送られてこないことを理由に、「Amazonマーケットプレイス保証」を申請すれば購入代金は返ってくるはずです
【詐欺出品者の特徴2】
微妙に巧妙化してきた新たな詐欺出品者の事例
・あからさまな格安出品じゃない
・新規出品者ではないので気づかない
・出品者や住所が普通の日本人
・向うからキャンセルの連絡があり
安心してたら音沙汰なし
こんな感じで、今までのように一筋縄ではいかない詐欺出品者が増えてきています。ただ単に新規出品者だけが詐欺だと決めつけてたら危険ですので注意してください
しばらくは、Amazon刈り取りが可能なほど安く出品されている商品があったとしても、Amazon本体かFBA出品の商品以外は購入しないようにするべきですね(汗)
特にコワい詐欺事例
ハッキングによる休眠アカウントの不正利用がヤバい
これまでの詐欺出品者は架空の出品者情報でアカウントを作った「自作自演の新規出品者」がメインになっていましたが、
ハッキングによる詐欺出品者の手口は、真っ当に使用されていた「評価も付いている出品者のアカウント」を乗っ取り利用するという手の込んだ手口に変わってきています
しかも、以前に出品者として販売していたけどここ最近はログインもされていなかった休眠アカウントだけを乗っ取るという徹底ぶり!
乗っ取りで不正利用されたアカウントの持ち主さんは、忘れていたような古いアカウントから「商品が売れたので発送してください」と、急にメールが届き出したということ。それも一気に何百件ものメールが…
めっちゃヤバいですね~(汗)
購入した側としても、
評価が付いている出品者アカウントですし、その住所や名前に電話番号までが実在するものなので、安心してしまうかもしれませんよね。そして、しばらく待ってても商品が送られてこなければ問い合わせや苦情の電話はアカウントの持ち主さんに押し寄せるという悲惨なパターン
こうなるともう何でもアリの状態で…
アカウントをハッキングした出品者さんの個人情報を勝手に利用し「詐欺出品者のプロフィール」として公開されてしまうという酷い事例まで出てきている状態のようです(涙)
今のところは、休眠アカウントが狙われているようなので、現役バリバリで出品しているせどらーさんは大丈夫かもしれません
ですが、もし一度でもハッキングされてしまえば、不正利用されて「金返せ!」「詐欺野郎!」「送られてきませんけど?」「警察に通報してやる!」等のメールや電話が止まらなくなる可能性もあります
何もしてないのに急に内容証明が送られてきたり、弁護士から連絡が来たらたまったもんじゃありませんよね・・・
そんな目に遭わことは絶対にないように、しっかりと出来る対策『2段階認証』だけはとっておきましょう!
Amazonのセラーフォーラムでも、上記の詐欺について議論されてますので、暇だったらチェックしてみてください(めっちゃ長いですけど…)
https://sellercentral.amazon.co.jp/forums/thread.jspa?threadID=7135
Amazon2段階認証の設定方法
ハッキングの対応策として、Amazonのセラーセントラルのログインに『2段階認証』を設定しましょう♪ これを設定しておけば知らない端末からのログインを阻止できるので有効です
1. まずは、セラーセントラルにいつも通りログインしてください

ログイン後こちらをクリックすると高度なセキュリティ設定に飛ぶので、そちらから2段階認証を設定していきましょう
https://www.amazon.co.jp/a/settings/approval
2. 設定を開始をクリックします

3. コードの受け取り方法を選択する画面に移動するので、【テキストメッセージ(SMS)で電話にメッセージを送信する方法で設定していきましょう
電話番号を入力してコードを送信をクリックします


iphoneの場合だとメッセージアプリにSMSが届いているはずなので、そのメッセージ内に書かれているコードを入力してください

「コードを確認して実行」クリックします
4. バックアップ手段を追加する画面に移動するので設定していきます
ここでは、先ほど登録した「電話番号で認証する方法」以外を使いたいので、認証アプリ(電話番号を使わないでコードを生成する方法)でやっていきたいと思います

「アプリが必要ですか?」
部分をクリックすると認証アプリについて書かれているページが表示されます

その例にあがっているアプリ【Google Authenticator】をこちらのページからダウンロードしてください
https://itunes.apple.com/jp/app/google-authenticator/id388497605?mt=8

5. 認証アプリのダウンロードが完了したら「設定を開始」をクリックします

つぎに、バーコードをスキャンをクリックして、先ほどのページに表示されていたバーコードをスキャンして読み取ってください

スキャンするとアプリにコードが表示されるので、そのコードを先ほどのページに入力して「コードを確認して続行」クリックします

6. 「あと少しで完了します」のページには大事なことが書いてあります
他のサインイン方法 → 2段階認証が発動するときのパターンとどのようにしてログインするのかが書いてあるのでしっかり読んで理解しておきましょう

よく使う端末にはコードの入力を不要にする → 「この端末ではコードの入力は不要です」にチェックを入れておくと、毎回2段階認証が出なくなるのでチェックして「同意して2段階認証を設定する」をクリックします

7. 2段階認証が有効になりました
このように表示されていれば2段階認証の設定は完了です!

第一手段の部分に
電話番号とテキストメッセージを送信するということ
バックアップ手段の部分には
1個の認証アプリが設定されていること
2段階認証で設定した内容が記載されていますので、画像キャプチャで保存しておくかメモにでも残しておきましょう
また、このページで無効化にすることが出来たり、電話番号や認証アプリを追加・変更することも可能なので覚えておいてくださいね
Amazonのパスワード変更も必須です
アカウントに2段階認証の設定が済んでも、まだまだ全然完璧ではないので気をつけてください
Amazon詐欺出品者がアカウントを乗っ取ることが出来るということは、メールアドレスとパスワードが何の障害にもなっていないということ… これだけ大騒ぎになるほどの状況なので、かなりの数の出品者アカウントのパスワードが突破されてるんですから(汗)
こんな状況では、2段階認証のおかげで不正にログインされないからといっても、とても安心できる状態ではありませんね
Amazonのセラーセントラルにログインするための《メールアドレスとパスワード》
「まさか! 他のサイトでも使っていませんよね?」
ハッキングでアカウントを乗っ取る詐欺出品者たちにとって、メールアドレスとパスワードを突破するのは苦でもないようなので、狙われているAmazonと他のサービスでは同じものを使うべきではありません
この機会に、パスワードも見直してみてはどうでしょうか♪
たとえば、
パスワードについてよく言われているのが
・8文字以上の長いパスワードを使う
・英数字と大文字小文字を組み合わせる
・アカウントとパスワードは別にする
・英単語など誰でも知ってるものは使わない
・有名人やキャラクターの名前も同じ
・自分の名前や誕生日などの簡単に推測出来るパスワードにしない
最低でも、英語の大文字+小文字+数字を含んだ8文字以上でパスワードを構成しないと、パスワードを総当りで調べられたとしたらたったの数日で解析されてしまいます
もしも、パスワードを覚える必要がなくてツールなどで管理出来るのであれば、全く不規則のランダムなパスワードを自動で生成してくれる無料ツールなどを使い安全なパスワードを作るのがベストだと思います

もしくは、パスワードチェッカーを利用して、強度が『強い以上↑』になるレベルでパスワードを考えるようにしましょう

一緒に設定しておきたいこと
下の方に、「コードが要求されない端末」の記載と説明がありましたが、さきほどチェックを入れて端末を登録していれば、「コードの入力が不要な端末が1つあります 」と表示されているはずです
設定に利用したパソコン(スマホ)でログインするのなら2段階認証は発動しないと言うことですね
でもでも、
「パソコンの他にスマホでもログインすることがありませんか?」
「もしくは出先でノートパソコンを利用するとかはどうです??」
そのときにやり方がわからなくて慌てないよう、しっかり覚えている今のうちに他の端末でもログインだけはしておいて「コードが要求されない端末」として登録しておくことをオススメします
もしくは、いつでもチェック出来るように、2段階認証が発動した場合の対処方法をメモしておいて、スマホやノートパソコンでも確認出来るように保存しておきましょう
ここまで準備していれば無問題ですね♪
セラーセントラルにログイン出来なくなると大変なので、くれぐれもご注意ください
かなりの長文記事になりましたが、最後までお付き合いいただきましてありがとうございます
Amazonに蔓延している詐欺出品者による
「アカウント乗っ取り」「格安での詐欺出品」には2段階認証を設定することで対応して、手間をかけてでもアカウントリスクを減らしておきましょう
それにともない、keepaを使った通知型のAmazon刈り取りにも影響してくるので、十分注意して行動してくださいね
詐欺出品者を利用して刈り取れ!
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こんなのは刈り取っちゃ絶対ダメ~
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